日本: 偽造有印私文書行使で京都家裁書記官逮捕

Marie

Administrator
Staff member
振り込め詐欺事件に使われて凍結された預金口座から別の口座に現金を移すため、偽の振込依頼書を銀行に送ったとして、埼玉県警は7日、京都家裁書記官の広田照彦容疑者(35)(京都市伏見区伯耆(ほうき)町)を偽造有印私文書行使の疑いで逮捕した。京都地裁の偽の判決文を使って、凍結口座から別の口座に数百万円が移されており、同県警は、広田容疑者が判決文偽造にも関与している可能性があるとして詐欺などの疑いでも調べる。

発表によると、広田容疑者は9月29日、凍結口座から数百万円を架空名義の口座に移すよう指示する偽の振込依頼書を、京都市内の郵便局から埼玉県熊谷市内の銀行に郵送した疑い。広田容疑者は、「今は忘れてしまい、よく覚えていない」などと供述しているという。

 県警幹部によると、今年9月、さいたま地裁熊谷支部に、振り込め詐欺に悪用されて凍結された口座の名義人に対し、現金数百万円を債権者に支払うよう命じた京都地裁の判決文が届いた。これを受けて同支部は、債権者が預金を引き出すことができるよう、差し押さえ命令を出した。

 しかし、判決文の内容を不審に思った同支部が京都地裁に確認したところ、判決文は偽物で、債権者も架空の人物と判明。さいたま地裁は10月、偽造有印公文書行使容疑で同県警に告発していた。振込先に指定された債権者名義の口座からは、京都市内の現金自動預け払い機(ATM)から数回に分けて、数百万円が引き出されていた。

 捜査幹部によると、同じ架空の人物名を使った偽の判決文が他の裁判所にも少なくとも数件郵送されており、県警は関連を調べている。県警は7日午前、広田容疑者の自宅と京都家裁などを偽造有印私文書行使容疑で捜索した。

(2008年12月8日 読売新聞)

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20081208-OYO1T00164.htm
 
Top