府警がコンテスト学生らが防止策提案

Miyuki

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自画撮り被害、学生らが防止策提案 府警がコンテスト:朝日新聞デジタル

高木智也
2020年11月15日

ネットで知り合った大人に子供が自分で撮った裸や下着姿の写真を送らされる「自画撮り被害」が後を絶たない。被害を防ぐ手立てを高校生や大学生に発案してもらおうと、京都府警は14日、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」でアイデアコンテストを開いた。提案されたアイデアをもとにコンテンツを開発し、2022年度に実用化する。

府警サイバー犯罪対策課は19年度から、受講者がタブレット端末でネットトラブルを疑似体験し、犯罪の手口や対処法を学んでもらう取り組みをしてきた。トラブルは「ワンクリック詐欺」「偽サイト・詐欺サイト」などこれまで4種類。今回のアイデアをもとに「自画撮り被害トラブル」を追加する考えだ。

コンテストは京都すばる高校、洛陽総合高校、京都光華女子大、京都女子大、京都先端科学大、佛教大の6校が参加。約50人が11チームに分かれ、事前にゼミや授業で練った上で府警幹部ら8人に提案した。

多くのチームが文章を読みながら要所で選択するノベルゲーム形式を盛り込んだ。洛陽総合高校のチーム「情報系列」は、子供が自撮り画像を送ってしまうのは心理的操作・共依存などで判断力が鈍った状態にあると仮説を立て、裸の写真を送ってしまう状態になる怖さを考える工夫をコンテンツに加えることを打ち出した。

最優秀賞は京都先端科学大学のチーム「KUAS」が受賞。女子中学生が見ず知らずの男とSNSでやり取りするうちに個人情報を特定され、裸の写真を送らなければ自宅などの情報を拡散すると脅されるストーリーで、やり取りで個人情報が特定されるような危険な発言かどうか見極めたり、加害者にどう返信すべきか考えたりする体験ゲームだ。田中一成サイバー犯罪対策課ネットセキュリティ・サポートセンター所長は「提案をもとに、若者に共感できるコンテンツを作りたい」と話した。(高木智也)
 
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