詐欺師からのメールを無視し続けていますが...
...いまだにお役所風のメールが来ます。どうすればよいですか?
詐欺師からのメールを無視し続けているのであればそれでいいです。もし詐欺師にお金を送ったことがあっても、もうやめてしまったのであればそれでいいです。あなたが現在「お役所」風のメールを受けていることで三つのことが分かります。
まず、あなたは詐欺の被害者にはなってないということであり、状況を把握しコントロールしているのはあなたであるということです。あなたはもう森から抜け出しています。うれしいニュースです。
次に、詐欺師はびくびくしています。かなりおびえています。あなたは詐欺被害者だったけど今は違います。彼は支配力を失ってしまったのです。もしあなたがお金を払ったことがあったとしたら彼はさらにあなたからお金を盗もうとしていたはずです。彼にとってさらに具合が悪いことはあなたが協力するのをやめてしまったことです。つまり彼はもうあなたから盗むことができなくなったのです。彼は恐れています。あなたが彼を怖がらせているのです。これもうれしいニュースです。
最後に、詐欺師はせっぱつまっています。必死です。おだてて、懇願し、嘆願し、脅し、さもなければ、そそのかし、誘惑し、考えられるすべてのことでお金を振り込ませようとしてくるでしょう。いくつかの罠の仕掛け方を知っているけど失敗していることが分かっている。これもまたうれしいニュースです。
あなたができる最善の方法は彼らからメールを受け取ったら削除することです。しばらくは送り続けてくるでしょうが、あなたが去っていったと分かれば送ってこなくなります。2、3ヵ月後にまた送ってくるかもしれませんが、うまくいくことは無いでしょう。今やあなたは彼のことが分かっているしどこで助けを求めればいいのか知っているから。
詐欺師は法的措置であなたを脅す弁護士の手紙を送ってくるかもしれません。詐欺師は脅して送金させようとするかもしれません。これらの手紙は紙くずです。彼は犯罪者ですから裁判所に行くつもりはないし、あなたに対して訴訟を起こすこともありません。あなたに送金させる合法的行為はありません。削除してください。
詐欺師は死にそうながん患者からのメールを送ってくるかもしれません。がん患者はどうして私たちの最後の願いを聞いてくれないのかと怒って、「どうしてあなたはそんなにたくさんの問題を起こすのか」と聞いてくるでしょう。これもゴミです。死にそうながん患者なんかいません。詐欺師があなたの同情心を利用しようとしているだけです。すぐ削除してください。
銀行からどうして取引をやめたのか遺憾のメールが届くかもしれません。「どれだけのお金を損しているのか分かっているのですか」と。詐欺師にとって厄介なのは、あなたがすでにどれだけお金を損してるのか知っていてもうこれ以上損したくないと決意していることです。
詐欺師はあなたからお金を巻き上げるためならなんでもしてきます。もしこのようなメールを受け取ったなら、あなたは勝った、ということになります。詐欺師はもう支配することができないと分かってびびっているのです。これらのメールを削除するのが最善の方法です。応答するわずらわしささえ感じる必要はありません。彼は失敗したことが分かっているのです。つまりあなたが詐欺師をやっつけたのです。